年々暑さが厳しくなっている日本の夏。
日焼け止めを塗っていても、夏の終わりに気付いたら日焼けしていた…と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、紫外線ダメージを最小限にして肌を守るために、日焼け止めにプラスで取り入れられる4つの紫外線対策をご紹介します!
*目次*
・“飲む日焼け止め“で内側から紫外線ダメージをケア
・外出時には日傘で紫外線をブロック!
・ファッションもUV対策仕様にチェンジ
・食べ物で“光に負けない肌づくり”
1. “飲む日焼け止め“で内側から紫外線ダメージをケア
近年注目を集めているのが、飲むタイプの紫外線対策サプリメント。
日焼け止めのように肌の表面を守るのではなく、体の内側から紫外線ダメージに対応するのが特徴です。
主な成分には、
• 抗酸化作用がある「ポリポディウムロイコトモス」
• 肌の炎症を抑える「ビタミンCやE」
• 紫外線による細胞ダメージを防ぐ「アスタキサンチン」などが含まれています。
飲むだけで24時間全身をカバーできるわけではありませんが、
日焼け止めの塗りムラや塗り直しのしにくさを補う心強い存在として取り入れている人が増えています。
屋外レジャーや旅行時、長時間の外出がある日は、“塗る+飲む”のWケアが今や主流です。
ドラッグストアなどにお手頃価格で購入できるサプリメントも多く販売されているので、まずは1日1回飲む紫外線対策をプラスしてみましょう。
サプリメントが苦手な方は、自宅で簡単に作れるレモンウォーターなどでこまめにビタミンCを取り入れていきましょう!
2. 外出時には日傘で紫外線をブロック!
紫外線対策アイテムの定番といえば、日傘。
「持っているけど、つい忘れちゃう」という方も多いかもしれませんが、今年はぜひ**“毎日差す”習慣をつけるのがおすすめ**です。
特に選ぶ際に注目したいのが、「UVカット率」だけでなく「遮光率」。
UVカット加工は紫外線を防ぐ性能ですが、遮光率は日差しそのものを防ぐため、肌だけでなく暑さ対策にも◎。
また、内側が黒い日傘は地面からの照り返しを吸収してくれるので、日焼けの防御力がさらにアップします。
風の強い日や両手がふさがる日は、帽子やUVカットマスクで代用するのもおすすめです。
最近では、持ち運びに便利な折り畳み式の日傘も多く販売されているので、
毎日の外出にはこのようなコンパクトサイズの日傘もおすすめです。
3. ファッションもUV対策仕様にチェンジ
通勤や買い物などの**「ちょこっと外出」こそ、油断しやすい紫外線ゾーン**。
そんな時こそ、**身に着けるもので自然にUV対策ができる「UVカットファッション」**が便利です。
近年は見た目もおしゃれで、機能性にも優れたUVアイテムが多数登場しています。
例えば:
*UVカットカーディガンやパーカー
*手の甲まで隠れるアームカバー
*UVカットレギンスやパンツ
*UVカット加工された帽子・サングラス など
特にサングラスは、紫外線が目から入ることで脳が「メラニンを出せ」と指令を出すメカニズムがあるため、顔が焼けやすくなる原因の1つ。
「UV400」対応のサングラスで、目の紫外線対策も忘れずに。
<サングラス選びのワンポイントアドバイス>
色が暗めで遮光性の高いサングラスは、視界が暗くなることで目に光を集めやすいと言われています。
そのため、サングラスを選ぶ際には、「紫外線透過率の高さ」に着目し、
しっかり紫外線をレンズが吸収する力があるかで判断する事がポイントです。
4. 食べ物で“光に負けない肌づくり”
日焼け止めやアイテムで肌を守るだけでなく、“焼けにくく、ダメージに強い肌”を内側からつくることも重要です。
紫外線による酸化ダメージを軽減するには、抗酸化作用のある栄養素を食事に取り入れることがポイント。
おすすめの栄養素と食材は以下の通り:
【リコピン】(トマト、スイカなど)
→ 紫外線による酸化ダメージを抑える
【ビタミンC】(キウイ、パプリカ、ブロッコリーなど)
→ メラニンの生成を抑え、シミ予防に◎
【アスタキサンチン】(鮭、いくら、エビなど)
→ 紫外線から肌を守る“天然のサンスクリーン”
たとえば、朝はビタミンC豊富なフルーツ入りヨーグルト、昼にはトマトたっぷりのサラダや鮭のお弁当など、
毎日の食事に無理なく取り入れるのがコツです。
また、ビタミンCは水溶性のビタミンであり、一度にたくさん摂取しても体の外に流れていきやすいので、
1食の中に1つビタミンCが入っている食材を取り入れるなど、こまめに摂取する事がおすすめです。
まとめ:今年の紫外線対策は“+α”で差がつく!
日焼け止めだけでは、すべての紫外線ダメージをカバーするのは難しいのが現実。
でも、今回ご紹介したように、“飲む・着る・食べる・差す”の4方向からケアすることで、より万全な紫外線対策が可能になります。
今年こそ“絶対に焼かない”を叶えるために、
日焼け止め+αの習慣、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。